- 2018-02-26 :
- 日々のつぶやき
あたしおかあさんだから③原稿前編
お話会前に、このシリーズを完結させるつもりだったんですけど、他にお伝えしたいことがいっぱいで、長引いてしまいました。
夫に依頼していた、原稿です!!
けっこう長いので、
③と④でお伝えさせてもらいます。
お話会に参加された方には、歌詞とともに
先に読んでもらいました。
●「あたしおかあさんだから」の炎上について
絵本作家として有名な、のぶみさんが作詞した「あたしおかあさんだから」が炎上していますね。
この騒動について、僕は結構モヤモヤしていたんですが、せっかくの機会をいただいたので、自分なりに客観的・主観的に見解を分けてまとめてみることにしました。
まず、批判されている理由について、「自己犠牲や我慢が美化されている」、「ママは好きなことをしてはいけないのか」というものがありますが、中には父親が登場しないので「ワンオペ育児を推奨している」という穿った意見まで出ています。
…皆さん想像力豊かですね。
どんなに名曲であろうと、多かれ少なかれ批判はつきものです。
この歌について言えば、誰かを誹謗中傷する内容ではないですし、批判の中心になっている自己犠牲についても、体験談を元に作詞したらしいので、子育てを「我慢するもの」と捉えている人にとっては、共感できる部分が少なからずあると思います。
「自己犠牲や我慢の美化」などの批判は考え方、解釈の問題であり、「自分はそうは思わないから、この歌はダメ」と否定することがまかり通れば、表現者は何も発表できなくなってしまうので、作品そのものをなかったことにするべきではないと思います。
聴く側は、気に入らなければ無視すればいいんですよ。
のぶみさんは特に謝罪をする必要はなかったと思います。
…と、ここまでは、客観的な見解です。
<つづく>
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